物置だった家で始めた自宅カフェ|赤字でも後悔しないために伝えたい5つの準備

カフェ運営の裏側

「いつか自分の家で、小さくて温かいカフェを開きたい」

そう思いながらも、
「何から始めればいいのか」「もし赤字になったらどうしよう」と、
そんな不安で立ち止まっていませんか。

私も同じでした。

北海道釧路市にある、
物置同然だった家から始めた小さなカフェ。

埃を払い、壁を壊し、
手探りで準備を重ねて2017年に開業しました。

けれど正直に言えば、
経営は決して楽ではありませんでした。
赤字の月もありました。

それでも私は、
あの挑戦を後悔していません。

この記事では、
物置を改装して自宅カフェを始めた私が
実際に経験して分かった
「本当に必要だった5つの準備」をお伝えします。

夢を守るために、
勢いよりも先に整えておくべきこと。

読後には、
漠然とした不安が
“今日できる一歩”に変わっているはずです。

結論:自宅カフェ成功の鍵は「小さく始めて続ける設計」

最初にお伝えしたいのは、
自宅カフェに必要なのは大きな資金よりも、
“続けられる形”の設計だということです。

華やかな内装や最新の機材に憧れる気持ちは、
私もよく分かります。

けれど、無理な投資をしてしまうと、
開業できても続きません。

反対に、身の丈に合った規模で小さく始めれば、
時間とともに少しずつ形は育っていきます。

① 建物の状態と改装範囲を決める

私が最初にカフェとして再生させた建物は、
長年使われていなかった、まさに「物置そのもの」という状態でした。

足を踏み入れるのも躊躇うような空間をどうにかするために、
まず着手したのは「何を残し、何を新しくするか」という線引きです。

具体的に私が行った改装内容は以下の通りです。

改装箇所 具体的な作業内容 意図・目的
骨組み・内装解体 壁・天井・床をスケルトン状態にする 隠れた腐食がないか確認し、基礎を固めるため
水回り設備 キッチン・トイレの全面新設・配管工事 保健所の基準をクリアし、清潔感を担保するため
空間レイアウト 北海道の美しい景色を取り込む大きな窓の配置 自宅カフェならではの「非日常感」を演出するため

改装範囲をあいまいにしたまま工事を始めてしまうと、
見積もりが膨らみ続け、予算オーバーという最悪の事態になりかねません。

自分の理想と予算のバランスを、
この段階でシビアに整理しておくことが重要ですよね。


② 保健所の基準を事前に確認する

自宅カフェで最も重要なのが
営業許可を取れるかどうかです。

地域差はありますが、一般的に

  • シンク2槽以上

  • 手洗い場の設置

  • 清潔な動線の確保

などが求められます。

改装後に不足が分かると、
追加工事で大きな出費になります。

そのため、
改装前に保健所へ相談することが重要です。

③ 開業資金より「生活費」を優先して準備する

見落とされがちですが、
本当に大切なのは

生活を続けられるかどうかです。

私の場合、開業当初は

  • 老人施設での朝食アルバイト

  • 食事提供の仕事の手伝い

などを組み合わせ、
生活費を確保しながらカフェを運営しました。

これにより、
無理なく続けることができました。

④ 一人運営を前提にした規模にする

自宅カフェは魅力的ですが、
人を雇う前提にすると
急にリスクが上がります。

そのため私は、

  • 仕込み量を絞る

  • 席数を増やしすぎない

  • 一人で回せる動線にする

ことを意識しました。

小さな規模=失敗しにくい形
になります。

⑤ 「なぜやりたいか」を言葉にしておく

最後に一番大切なことです。

自宅カフェは、
楽しいことばかりではありません。

不安や迷いが出たとき、
支えになるのは

自分が始めた理由です。

私の場合は、

暮らしのそばで働き、
自分の人生を自分で立て直したい

という思いでした。

この軸があったから、
続けることができました。

まとめ|自宅カフェは「準備」で9割決まる

2017年に自宅カフェを始めて分かったのは、

成功は特別な才能ではなく事前準備で決まる

ということです。

もう一度、5つをまとめます。

  • 改装範囲を最初に決める

  • 保健所基準を事前確認

  • 生活費を優先準備

  • 一人運営サイズにする

  • 始めた理由を言葉にする

この5つを整えれば、
自宅カフェ開業は
現実的な選択肢になります。

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