
伐採した土地を前にして、夏が二度過ぎました。
何かが大きく進んだわけではなく、
ただ季節だけが静かに巡っていきました。
それでも私は、この場所から離れずにいます。
そんな時間の中で出会ったのが、
「ブッシュクラフト」の概念です。
便利さに頼りすぎず、自然の中で最小限に過ごす知恵。
整えすぎないこと、持ち込みすぎないこと、
あるものを生かして静かに生きる感覚に、
私は深く惹かれました。
母屋の隣にはなりますが、もうひとつ。
火をおこし、お湯を沸かし、
簡単な食事とお茶を囲める
森の秘密基地のような場所を、
少しずつ自分の手でつくっていきたいと
思うようになりました。
ここで過ごす時間は、
特別な体験ではありません。
ただ季節の中に身を置くような時間です。
しかも、伐採は終わってますが、全く未開の地
森の家の体験日は、
そんな静かな始まりとして、
これからゆっくり動き出します。
ブッシュクラフトと森の暮らし、小さな始まり
「ブッシュクラフト」という概念に触れてから
ここで過ごす時間と自分の生き方を考えました
平たく言えば
「どっかのお婆ちゃんがひとりで森暮らしをする」
というだけの時間ではあるのですが・・・(笑)
森のいえ体験の日に来てみたら・・・
薪を割る日もあれば、山菜を摘みに行く日もあり
ただ座って話すだけの日もあるでしょう。
迷いながら手を動かし、
ときどき立ち止まり、考えてみたり、そこには私の日常が
散らばっています。
ただ静かに
森の中に身を置くような時間です。
お肉を焼きたい人は持ってきてもいいし、
私はお湯を沸かして、
お茶をいれて軽い食事を用意して待っています。
この日はveganに限らないのです。
誰かを癒すための場所でもありません。
何かを作ったり、何かを教えたりする一日でもありません。
少しだけ力を抜いて、森の空気に触れ
こっそり充電して帰れる
そんな時間は、提供できると思います。
森の家体験日について(いま考えていること)

森の家の体験日は、
「何かをする日」というより、
「ここに在る時間」を一緒に過ごす日です。
一人で静かに過ごしたい方もいれば、
偶然の出会いを楽しみたい方もいるでしょう。
どちらも、そのままで大丈夫です。
お婆ちゃんが
迷いながら作業を続けている姿を見て、
「自分もまた、明日から一週間、がんばろう」
そんなことを思ってくれる人が、
もし一人でもいたなら、
それで十分だと思っています。
また来る人もいれば、
一度きりの出会いになる人もいるでしょう。
でも確実に森の様子は変化して、
そこでの知り合いも増えていくと思います。
この場所で過ごした時間が、
それぞれの暮らしの中で
小さな灯りのように残ってくれたなら
それ以上のことは望みません。
森の家の体験日は、
そんな静かな始まりとして、
これからゆっくり動き出します。
65歳が、やめていないこと
私は現在65歳です。
65歳になっても、やめていないことがあります。
それは、
自分の感覚を信じること。
誰かの正解ではなく、
世間の平均でもなく、
「私はどうしたいか」と問い続け生きて来ました。
森の家体験日は、その延長に置きたいのです。
この森の家体験日は、
大きな挑戦でも、立派な計画でもありません。
ただ、
私が私でいるための実験です。
映えなくても、
完璧でなくてもいい。
65歳の私が、
自分のハンドルを握ったまま、ここで息をしている。
それで十分なんです。
なので私は、ゆるく続けようと思います。
雪が溶けたら、
まずは下木を払います。
幅の狭いノコギリで、手の届くところから。
木を一本払うだけで、森の風景は変わります。
光が、入るのです。
それまで当たり前だった景色が、
少しだけ、ひらける。
まだ新芽には遠い季節。
だからこそ、
まずは光の通り道をつくりたい。
森を支配するのではなく、
光が通る隙間をひらくから始めます。
3月になったら幅の狭い持ちやすいノコギリを一本。
買いたいなって思ってます。
はい。買うところから(笑)
お金が入ったら、ホームセンターで選ぶ予定です。
ちゃんと握ってみて、
「あ、これだ」と思えるものを・・・
森の手入れも、
人生も、
道具選びも、
結局は、
自分の手に馴染むかどうか。
それを基準にしたいと思います。
ちょっと想像しました
65歳のお婆ちゃんがノコギリを手にしてる図(笑)
・・・たぶん、ニヤっとしています(笑)。
これが、今考えている、
65歳の私の、2026年3月の実験です。
それから防草シートも購入したいのです
雪が溶けたら、
もう競争なんですよ。草と。
のんびりしていると、
あっという間に足元が見えなくなるばかりか
敗北感に包まれてしまうほど
草は容赦なく生い茂ります。
ついこの前までは雪かきしてたのに
もう草刈りなので、ため息です。
そして、草刈りの時期になって、
やっと除雪用のスコップを片付ける。(笑)
北海道の春は、
そういう季節なんです。
森と戦うわけではありません。
でも、
ゆるく続けるためには、
少しだけ先回りも必要。
先回りしてるつもりでも
結局、降参しちゃうんですけどね・・・
草刈りを、やったことがない人も多いでしょう?
でも、森の家体験日に来て、
「ちょっとやってみたい」という人がいたら、
私はちゃんとレクチャーしますよ。
構えなくていい。
完璧じゃなくていい。
まずは、草の勢いを体感してみてください。
あの“敗北感”も含めて(笑)。
これもまた
森の家の実験なんです。
なぜ、防草シートが必要なのか
防草シートを敷きたいのは、
単に草刈りをしたくないから、ではありません。
もちろん、できれば少しは楽をしたいけれど(笑)。
本当の理由は、
次につなげる準備です。
レイズドベッドを置く場所。
そして、いずれ設置したい
だるまストーブのための空間。
草がぼうぼうになる前に、
その土台を整えておきたいのです。
森は待ってくれません。
だから私は、
ゆるく、でも少しだけ先回りします。
これもまた、森の家の実験の一つです。


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