北海道の冬、暖房費は月いくら?森の古民家で暮らす現実

北海道の田舎暮らし

北海道の冬の暖房費は、実際いくらかかるのか。
移住を考えている人や、田舎暮らしに興味がある人なら、
一度は気になるところだと思います。

暖房の種類

暖房器具は様々ありますが、
我が家では北海道でも珍しくなってきた薪ストーブがメインです。

私が暮らしているのは北海道の中でも道東の森の古民家。
札幌圏よりも気温は低く、冬の寒さは厳しい地域です。

しかも暖房費は、家の広さや暖房の種類によって大きく変わります。
そのため正確な金額を出すのは難しいのですが、
ここでは実際に暮らして感じている冬の暖房費の現実を、
できるだけ正直にお伝えします。

昨年の秋は予算不足で十分な量の薪を購入することができず、
この冬は薪と灯油ストーブの併用で過ごしています。

さらに、家の中には猫もいるため、
電気ストーブや猫用のこたつも使っています。

つまり、わが家の冬の暖房は
薪・灯油・電気を組み合わせた暮らしになっています。

では、

実際にどれくらいの費用がかかっているのでしょうか。

この冬、灯油は

11月末に3万円分、さらに1月末にも3万円分を追加しました。
シーズン途中の時点で、灯油代はすでに6万円ほどになります。

春になる前に、もう1度は追加になると思っています。

また電気代は、冬になると夏よりも約1万円ほど増え、
1か月あたり1万6千円〜1万7千円前後になりました。

薪ストーブを中心にしながらも、
灯油や電気を併用しているため、灯油ストーブの稼働にも電気は必要です。
北海道の冬の暖房費は決して小さな金額ではありません。

では、冬全体で見るとどれくらいの暖房費になるのでしょうか。

薪ストーブを中心に過ごしていた過去3年ほどは、
秋に薪を10立方メートル(リューべ)購入していました。
紅葉樹とカラ松がおよそ7:3
の割合で、
配送料を含めると約12〜13万円ほどになります。

つまり、薪を中心にした冬であっても、
北海道の寒い地域で暮らすには
1シーズン十数万円規模の暖房費がかかっているのが現実です。

そして一年を通して、全く暖房器具を使用しない月が
ほぼありません。
夏(7〜8月)になっても、天候によって
朝夕だけでも使用することが珍しくありません。

今年は薪の量が十分でないため、
昨年よりも灯油代や電気代がさらに重なり、
冬の暮らしの重みをあらためて感じています。

もちろん、暖房費だけを見ても、
北海道の冬の暮らしは決して楽ではありません。

けれど、ここで生きているのは冬だけではなく、
薪を準備する夏の時間も、季節の一部として続いています。
その手間さえも、私は嫌いではありません。

厳しさを含めて受け入れながら、
この森の暮らしは静かに続いています。

ここに戻って来て最初の2年ほどは、
割られた状態の薪を購入していました。

けれど一昨年、庭の木を伐採してもらった際、
その木を玉切りにして残してもらいました。
そして夏のあいだ、自分で薪割りをすることになったのです。
当時63歳。斧を振り下ろすのは、人生で初めての体験でした。

私は、どこかで
自分にはできないものと思い込んでいたのだと思います。

薪割り機のこと

けれど実際にやってみると、
コツをつかめば年齢に関係なく割ることができました。
斧だけでは難しい太い丸太も、
手動の薪割り機を使えば割ることができます。

女性でも十分に扱える道具で、価格は4万円ほど。
ここで2シーズン使いましたが、今も問題なく働いてくれています。

自分には出来ないと決めつけず
斧を持って薪を割っていれば

そんな思いも、少しだけ胸をよぎります。
それでも今、こうして自分の手で薪を割れることを、
静かに受け止めています。

暖房費だけを見れば、
北海道の冬の暮らしは決して楽ではありません。

けれど、ここで生きているのは冬だけではなく、
薪を準備する夏の時間も、季節の一部として続いています。
その手間さえも、私は嫌いではありません。

厳しさを含めて受け入れながら、
この森の暮らしは静かに続いています。

森の暮らしの現実については、
毎月の生活費もあわせて、あらためてまとめる予定です。
記事ができたら、こちらからご案内します。

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